生成AIで作品をつくる 3.18

今回は、Adobeの画像生成AI「Firefly」を用いて、カラフルで華やかなイメージの「4月のカレンダー」とモノクロで古い本の挿絵のようなイメージの「本の中」の2点作成しました。
訓練日誌では作品とともにテーマ設定から作成の過程までと制作後の感想を記載しています。

「4月のカレンダー」

はじめに作成したのは、「4月のカレンダー」です。
カレンダーの挿絵になることを想定しています。

非日常をテーマにイラストを作成しました。
生成AIを使って作品を作成するのが初めてだったため、どんなイラストにするか、その方向性を決めることに苦労しました。

この作品は主に3つの構成要素でできています。
①手前の花
②中間の人
③奥の花

一番はじめに出来上がったのが②中間の人です。
制作開始からすでに30分以上経過してもなかなかいいプロンプトが浮かばず…。苦肉の策で「教室 生徒 パソコン 勉強 大きいスクリーン」と訓練校の教室の様子を打ち込みました。
そうすると、スクリーンの前で教室で1つの机を共有して勉強する3人の生徒の絵が出来上がりました。

これを屋外にして非日常を表現できたら面白いかな…?と思い、ここでテーマを非日常に設定。人と机以外の背景を削除し、「パステル かわいい 花畑」と打ち込み花を作成しました。

さらに非日常感を表現するために花を人より大きいサイズに拡大して奥に配置。(③奥の花)
奥行きを表現するために手前にも同じようなプロンプトで作成した花を配置しました。(①手前の花)

できあがったイラストがカレンダーや手帳の挿絵にありそうだなと思いここで「4月のカレンダー」というタイトルを決めました。
このイラストに合う雰囲気のフォントでAprilと挿入し、白地では味気ないなと思ったのでサーモンピンクの背景にしました。

最後に生成された画像の欠けてる部分を補うなど微調整をして完成しました。

使用ソフト:Illustorator
作業時間2時間

「本の中」

2作品目は「本の中」です。
木の下でリンゴを見つめる女性と反対側で同じくりんごを見つめるうさぎを線対称に配置し対比を表現しています。


1作品目がカラフルでポップなイメージだったので、対照的な作品が作りたくモノクロにすることを最初に決めました。

「モノクロ 手書き」を含むプロンプトを入力していくつか画像を作成。その過程でできた開いた本のイラストから想像を膨らませて、「本の中の世界が現実に現われている」イラストの作成を決めました。

今回は英語でプロンプト入力も一部行いました。
例えば「体育座り」と入力しても思い通りの画像ができなかったので、Sitting on the floor holding your kneesと入力しています。

構図はできるだけシンメトリーになるように意識しています。
「本の中」というタイトルも線対称の漢字を用いています。

できあがりが思ったよりも、シンプルになってしまい少し寂しい印象になってしまいました。
なので例えば本の上に家を配置したり、雲をうかべてみたりして要素を増やし、もう少しガチャガチャにさせても良かったかなと思っています。

使用ソフト:Illustorator
作業時間2時間

追記  3.22

少し派手にして、額縁を作って収めました。
額縁は木を参照させて生成したため、植物柄になりました。

うさぎも前回のものは絵柄が少し違く、浮いていたので新たに生成しました。

うさぎの目が木の幹にに突き刺さっているのでそこもうまく修正したら完成度が上がるかなと思います。

制作を終えて

作品を作るときは、手を動かしながら「こうしたら面白いかなー」と目に見えたものから想像を膨らませてテーマを決めることが多いのですが、生成AIは先に指示を出さないと何も画面に表示されないので、先になんとなくでも構図を決める必要があります。いつもと思考の順番が違うため、作品の方向性が決まるまでの時間がかかりとても苦労しました。

生成AIを使うとき以外にも言えますが、制作は
完成形を考える→制作
するのが一般的なのかと思います。
作業効率を上げるためにも、少しずつこの順番に慣れる必要があると思いました。

次からは具体的な作品制作指示(ピクトグラム作成)がある課題が続きます。
今までのように自由に制作ができる課題ではありません。
計画的な制作を心がけて効率的な作業ができるようにしたいです。

作業メモ

オブジェクトパターンの生成
オブジェクト>パターン>生成パターン
オブジェクトを選択>拡大縮小ツールをダブルクリック

文字に絵を描く
書式>アウトラインを作成>生成ベクター

生成ベクター>アセットを選択